14年前の今日の9時18分ごろ、
JR福知山線脱線事故が発生し、乗客106名と運転手1名の
合わせて107名がお亡くなりになられました。
伊丹市民18名も犠牲になられました。
伊丹市では、毎年同日同時刻に、
JR伊丹駅近くのカリオンの鐘を18回ならし、
その方々のご冥福をお祈りします。
JR伊丹駅で朝の挨拶をさせていただいている間に、
ぞくぞくとJR関係者が伊丹駅に集まってきました。
駅に繋がるデッキからその様子がよく見えたのですが、
皆さん一様に、何ごと?という表情で通り過ぎていかれました。
知っている人なら、「あ、今日は・・・」と分かるのでしょうが、
知らない人が増えているのかもしれません。
新聞でも事故の風化、という言葉が繰り返し使われていました。
人命に関わる大災害が後を絶たず、
過去の災害の記憶が上書きされていきます。
この事故を覚えていること、思い出すことが、
犠牲者のご冥福を祈ること、と考えます。