今期は、議会改革特別委員会に在籍しており、
後半の2年は委員長を務めております。
議会改革の取り組みは、議員定数の削減や議員歳費のカットが中心となっておりましたが、
この4~5年は開かれた議会、議会の活性化に視点が置かれています。
一方で、号泣議員に代表されるような、倫理違反を犯す議員もあとを絶たず、
各自治体でも倫理条例の制定が進んでいます。
伊丹市では、平成27年3月に議会基本条例を制定し、
その中で、倫理条例についても取り組むと明記されており、
昨年から取り組んでまいりまして、やっと素案が出来上がりました。
委員会では12人の委員ですが、最終決定を下すのは議員総会で、
27人全会一致でないと決めない、という高いハードルを設けています。
そのため、倫理基準などについてはたくさんの意見が出ましたが、
どれも全会一致とならなかったために、条例案に盛り込むことができず、
委員長としては力不足だったと痛感しています。
その条例案が、12月1日からパブリックコメントを募集します。
ぜひともたくさんのご意見をいただいますよう、お願いいたします。