新聞で書評を読んで、是非読みたい!と「ことば蔵」に行ったのですが、
2018年(夏休み)の課題図書だけあって、夏の間は貸し出し中ばかり。
読書の秋になってようやく読めました。
金毘羅さんに行ったときに引いたおみくじのお守りがこれ。
犬なんですね。
その時初めて、代参の犬「こんぴら狗」がいたことを知りました。
それを描いたのがこの本。
主人公の「むつき」の可愛さもさることながら、
江戸時代の人たちの旅の様子、生活の様子がとても面白く書かれています。
江戸からの旅なので、今の国道1号線を使った旅となりますが、
東海地方からは私の故郷を通っていくので、
あそこの山、そこのお寺、その分かれ道、などと分かって、
いっそう興味深く読み進められました。
2回読み返したくらいです。
ここで感想文を書くと、今年の夏休みに読書感想文を書いた小学生に
劣っていることが分かってしまうので書きません。
2時間もあればあっという間に読めますので、
秋の夜長の読書に是非!、とお薦めします。