LINEといっても、スマホのそれではありません。
短期の仕事として、11月から市内の食品会社のLINE作業をしております。私にとって、工場のライン生産の仕事に就くのは生まれて初めてのことです。この年になれば、仕事はなかなか選べず、特に短期となれば事務職というのは皆無に等しいのです。仕事を得ることの難しさを実感しました。
(身だしなみをチェックする鏡の前で自分撮り!)
そして、それ以上に現場作業の辛さは身にしみました。仕事は、午後1時から夜の10時まで、残業があれば11時、12時にもなります。作業中は当然立ちっぱなし、休憩は1時間あるものの、連続5時間の作業中には、水分補給はおろかトイレに行くこともままなりません。その理由は、最低限のパートでラインを回しているために、トイレやお茶を飲むために、作業を代わってくれる人がいないのです。社員さんはいるにはいますが、事務所でライン作業の終わりを待ってくれているだけです。作業の多さと責任の重さに、愚痴をこぼす人も多いけれど、他に仕事がないからとただただ働いています。時給は年に数円単位で上がるそうですが、賞与もなく、有給休暇も獲りずらい。年末年始の長期休みは給料が減るからと、別の仕事を掛け持ちし・・・ 私は短期労働だから頑張れるけれど、話を聞いていて、悲しくなります。パート労働にも生活できる賃金を!!
現場の仕事で楽しいのは、昼礼の時に全員で行うラジオ体操です。そして、パート3人で、指定数量をクリアした時の達成感もなかなかのもの。
いろいろな職場を体験できていることが、私の糧となっていきます。