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LINEといっても、スマホのそれではありません。
短期の仕事として、11月から市内の食品会社のLINE作業をしております。私にとって、工場のライン生産の仕事に就くのは生まれて初めてのことです。この年になれば、仕事はなかなか選べず、特に短期となれば事務職というのは皆無に等しいのです。仕事を得ることの難しさを実感しました。
(身だしなみをチェックする鏡の前で自分撮り!)
そして、それ以上に現場作業の辛さは身にしみました。仕事は、午後1時から夜の10時まで、残業があれば11時、12時にもなります。作業中は当然立ちっぱなし、休憩は1時間あるものの、連続5時間の作業中には、水分補給はおろかトイレに行くこともままなりません。その理由は、最低限のパートでラインを回しているために、トイレやお茶を飲むために、作業を代わってくれる人がいないのです。社員さんはいるにはいますが、事務所でライン作業の終わりを待ってくれているだけです。作業の多さと責任の重さに、愚痴をこぼす人も多いけれど、他に仕事がないからとただただ働いています。時給は年に数円単位で上がるそうですが、賞与もなく、有給休暇も獲りずらい。年末年始の長期休みは給料が減るからと、別の仕事を掛け持ちし・・・ 私は短期労働だから頑張れるけれど、話を聞いていて、悲しくなります。パート労働にも生活できる賃金を!!
現場の仕事で楽しいのは、昼礼の時に全員で行うラジオ体操です。そして、パート3人で、指定数量をクリアした時の達成感もなかなかのもの。
いろいろな職場を体験できていることが、私の糧となっていきます。
先日、ばんこサポーターズで、サントリービール工場に行ってきました。サントリーは、大阪府の大山崎にウィスキー工場を、京都府の長岡京市にビール工場を持ち、どちらも工場見学ができます。ただ、NHKの朝ドラ「マッサン」で日本初のウィスキー工場として取り上げられているために、見学が殺到し予約が取れない状況にあります。それで、ビール工場の見学と相成りました。
工場見学はそれなりに楽しいのですが、最大のお楽しみは何と言ってもできたての生ビールを味わえることです。他の工場見学のようにお土産はつきませんが(あ、ネット予約をするとモルツのビールグラスがもらえます、ただ、お土産引換券を人数分プリントアウトして持っていかないと、1個しかもらえませんのでご注意ください)。
そこで教えてもらったビールの秘密、今まで知りませんでした。それは・・・・
皆さんは、生ビールと瓶ビールとどちらがお好きですか?どちらが美味しく感じられますか?ビアガーデンでは、あのジョッキビールでなくてはビアガーデンとは言えませんよね。最近は宴会でも、生ビールを扱うところが多いです。瓶ビールで、「ま、ま、一杯どうぞ」なんてやるのはオヤジっぽいような気がしますもの。
ビールは、生ビールの樽でも瓶ビールでも缶ビールでも中身はみ~んな同じなんですって!生ビールは生だから美味しい、瓶ビールは熱処理してるから美味しくない、と思っていました。技術が進歩して、熱処理しなくてもよくなったのだとか。モチロン、今でも熱処理している瓶ビール(キリンクラッシックラバー瓶、アサヒスタウト瓶、サッポロラガー瓶)もあります。ただ、サントリーに限っては、すべてのビールが熱処理していない「生」です。
ジョッキで約350mlのビールが入ります。中瓶とお値段が同じなら、瓶を注文するほうがお得ということです。
とは言っても、やっぱりジョッキで飲む「生ビール」のほうが、美味しく感じられませんか。これから忘年会シーズンですね。連日連夜の方もいらっしゃるかもしれません。お酒はほどほどに楽しく、を心掛けましょう!
日曜日の選挙結果を受けて、新聞やマスコミで選挙結果の解析が行われました。そのニュースもそろそろ収束しつつあります。その一方で、原発の再稼働、介護報酬の引き下げ、消費税対策の子ども手当の休止など、やってほしくないことが次々に実行されようとしています。
貴重な1票を行使しなかった47%の国民にも責任がありますが、自民党以外の受け皿の無さに投票を放棄せざるを得なかった感があったのではないでしょうか(私は投票に行きましたが)。
政党の最大の政治活動は選挙です。立候補者を立てて選挙を闘い、政策を訴える、これに尽きます。今回の選挙では、小選挙区に候補者を立てることのできない政党がたくさんありました。衆議院選挙で候補者を一人立てると最低でも1000万円かかります。供託金は、選挙区で300万円、比例区で300万円の計600万円。もし、総投票数の10%が取れなければ、この供託金はもとより、ポスター代や選挙カーなどの公費負担も受けられませんから、まるまる1000万円が政党の負担となるわけです。ですから、お金の無い政党は候補者を立てて選挙ができない。選挙区に候補者を立てなければ、いくら「比例区は○○党へ」と叫んだところで、有権者の信託が得られますか?共産党が議席を伸ばしたのは、選挙区に多くの候補者を立てたところにあるのではないでしょうか。
選挙にはお金がかかります。経団連が自民党へ献金しよう!とすればするほど、強い自民党はさらに強くなり、頑張って候補者を立てて敗れた野党は、国民の信を失い、金も失い、力も無くす。この悪循環が限りなく続いて行くような気がします。
野党はこれからどうしていくのでしょうか?小異をすてて、二大政党政治を目指すために再編するのか、どんぐりの背比べを続け、1強多弱の政治を許すのか?
(追記)
民主党などは、アベノミクスは失敗だったと反論していましたが、私はアベノミクスは成功したと思っています。アベノミクスとはそもそも「株をたくさん持っている一部の金持ちや、輸出中心の大企業がもうかるような経済政策」で、国民みなが豊かになることなんてこれっぽっちも考えていませんよね。
(女性を議会へ!バックアップスクールの集合写真)
投票日が三日後となりました。今回の衆議院選挙では女性の候補者は全体の16.6%だそうです。その中から何人が国会議員に当選するのでしょうか?
国会議員に限らず、地方議員でも女性議員を増やすためには、より多くの候補者を立てなければなりません。まず、この段階で、家事育児介護などの負担が大きい女性が立候補しにくい環境にあります。また、自分の妻が、母親が娘が、立候補をしようとしたときに、家族が理解を示し応援をしてくれるか、ここも難しい問題があります。そして、女性が数々の課題をクリアして立候補した時に、積極的に応援してくれる女性が少ないという問題があります。
私は応援するけれども、表立って応援することはできないけど頑張ってね。主人は別の人を応援していて、その人に投票しろ、といわれているから表向きはそうしたがってるの。誰か特別な人を応援していると知られたくないから。などなど、とても控えめな言葉を聞くこともあります。
女性特有の課題の解決が目的だけでなく、世の中に男性女性(トランスジェンダーも含めて)がいるのだから、もっと女性の議員が増えてもいいと思いませんか?
今日は、市民まちづくりプラザで開催された、伊丹市男女共同参画市民オンブード報告会に参加しました。
国内で類を見ない、伊丹市のオンブード制度は以前にもブログに書いたことがありますので、ご存知の方もいらっしゃると思います。毎年、男女共同参画に興味のある方々が務めてくださっています。今年のオンブードさんは、若い方。広い年代の方が就任されて、市の施策をチェックしてくださることは、とてもいいことだと思います。
お二人から出た言葉は、職員のみなさんがとても頑張っていらっしゃること、それが市民に伝わっていないのが残念だと。男女共同参画の事業は、成果がなかなか目に見えにくいのですが、それでも市の施策の根底に「男女ひとりひとりが輝く伊丹市を目指して」という考えをおいて、取り組みを続けることはとても大切なことです。
分厚い報告書をいただきましたので、じっくりと読ませてもらいます。