2010年も余すところ明日1日となりました。
今年もいろいろなことがありました。年々時が過ぎるのが早く感じられるようになり、あっという間の1年でした。今年の汚れをきれいさっぱりと掃き清めて、新たな気持で新年を迎えられるよう、大掃除にいそしんでおります。
28日には、地域の年末パトロールにも参加させていただきました。日ごろあまりお話をする機会がない方と意見交換ができて、貴重な体験でした。できるだけ多くの方と接し、話しをすることが何よりの議員活動であり、私の糧となるのだと思います。
私にとって今年最大の話題は、なんといっても民主党政権への国民の皆さんの失望感であり、政治不信でした。期待が大き過ぎたこともあるのかもしれませんが、ぶれぶれの政治に、未来に不安を感じた1年だったのではないでしょうか。
子ども手当に始まった、ばらまき政治。利益の再分配は公だけに許される仕事ではありますが、それは現金だけではありません。国民の皆さんからお預かりした税金というお金を、政策に形を変えてお返しするのが政治。ばらまいた後のことなど考えない政策は、将来へ繋がりません。お子さんをお持ちの人たちからも、現金よりも保育所、教育の充実をという声が上がっていました。私もその通りだと思います。待機児童の数は一向に減らないし、塾を含めた家庭の教育費は家計を圧迫しています。保育所を増やす、公教育の充実のために教師の負担をなくし、もっと子どもに向き合えるようにする。やらなければならないことは山ほどあるのに、それをやらないで「子ども手当」をばらまいて、後は家庭で何とかしてください。これでは、国の子育てや教育に対する責任放棄の何ものでもありません。年初には内閣改造もあるとか。ぜひ、責任をもった子育て施策、教育施策を図ってもらいたいと心から願っています。