母の日にちなんで、「マザーランキング」なるものが、「セーブ・ザ・チルドレン」というNGOから発表されました。ご覧になった方もいらっしゃるかな?
どこのだれが、世界1のお母さんか、というランキングではなく、母親になるのにベストな国をランキングしたもの。つまり、どこの国のお母さんが幸せか、を表したものと言えばいいのでしょうね。何でもって判断するかといえば、①産婦死亡率②現③出産の安全性③衛生的かつ有効な避妊④女性の平均余命⑤女性の教育期間⑥男女間の給与格差⑦産休・育休制度⑧女性の国会議員の数⑨5歳未満の子どもの死亡率・・・(詳しくは Save the Children Japan のHPをご覧ください。
そして、日本は、対象国158カ国中32位でした。1位はノルウェーです。日本は女性指標でも、38位と先進国のなかでは最下位です。逆に子ども指標は6位と健闘していますが、医療の発達、教育の充実などが要因となっています。
世の中、頑張っているお母さんがたくさんいますが、まだまだ社会環境は女性や母親にはきびしい部分も多く、個人の頑張りや環境にゆだねられていることが現状です。
先日、とあるテレビ番組でシングルマザーで子どもさん2人を育て上げ、ご自身も社会的に責任のある仕事をされている人が、私はこんなけ頑張ってきた、子育ては個人の問題だ、などと発言をされていました。そんなご苦労をされた先輩だからこそ、今の子育て中の女性の閉塞感や孤立感を理解してほしい、と思います。
日本の女性、頑張って母親をやってるぞ!
自信を持って!!