以前にもこのブログで取り上げた「日米共同指揮所演習(ヤマサクラ51)」の概要が、自衛隊より発表になりました。
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平成18年度日米共同方面隊指揮所演習(日本)の概要について
陸上自衛隊は平成18年度日米共同方面隊指揮所演習(日本)を次のとおり実施します。
1.目的
陸上自衛隊及び米陸上部隊が、それぞれの指揮系統に従い、共同して作戦を実施する場合における方面隊以下の指揮幕僚活動を訓練し、その能力の維持・向上を図る。
2.期間
平成19年2月4日(日)~16日(金)
3.場所
伊丹駐屯地(兵庫県伊丹市)
4.実施部隊
(1)自衛隊側
ア 統裁官 中部方面総監 陸将 折木 良一
イ 実施部隊 中部方面隊等 約3,400人
(2)米軍側
ア 統裁官 第1軍団長 陸軍中将 ジェームズ・M・デュービック
イ 実施部隊 第1軍団、在日米陸軍司令部、第9戦域支援コマンド、第3海兵師団等 約 1,400人
これによりますと、4,800人の軍人が伊丹駐屯地で約2週間の訓練を行うことになります。
私たち、実行委員会は、実施することを中止して欲しい、懇談を持って欲しいと、申し入れをしておりました。それに何の返答もなく、いきなりプレス発表をするなんて、国民に対する説明責任を果たしていないと思います。アメリカ軍が日本に来るときには、大阪国際空港を使うことになります。民間施設を利用しないように、も強く求めています。
防衛庁から防衛省になって、きっと予算もふんだんに使えるのでしょう。アメリカ軍の費用も日本が負担しているのかもしれません。福祉を切り捨ても防衛(というよりアメリカ軍との共存)に力を入れる国の動きから、目を離してはいけません。
ストップ!ヤマサクラ51大集会は、予定どおり1月21日午後1時から行います。ことあるごとに声を上げ続けていきましょう。