10月1日から医療機関で
季節性インフルエンザワクチンの接種が始まりました。
昨年は、新型コロナの拡大とインフルエンザの流行が
医療現場の負担になる可能性があるからと、
高齢者の方の接種は無料でした。
その結果、例年6割程度の接種率が8割まで上がりました。
予防接種の効果か、はたまたコロナ感染防止対策で、
手洗い、マスク、換気に気を付けたせいか、
昨年のインフルエンザの流行はほぼ無いに等しかったのです。
今年は、昨年流行が無かったために免疫を持つ人が減り、
爆発的な流行を心配する声すら聞こえてきます。
今年の高齢者のインフルエンザワクチン接種は、
例年通り、個人負担1,500円(市の補助後)で
受けることになります。
昨年同様の感染防止策をとれば大丈夫のような気もしますが、
接種を希望される方は、12月までに受けられることをお勧めしています。
かかりつけ医とご相談なさってくださいね。
余談ですが、帯状疱疹(ヘルペス)のワクチンがあることをご存知ですか?
80歳以上の方の3人に1人がかかると言われている病気で、
帯状に発疹や痛みがでる病気です。
小さい時にかかる「水ぼうそう」と同じウイルスで発病します。
水ぼうそうが治ってもウイルスは体の中に潜んでいて、
加齢や過労、免疫力の低下で活動を開始するそうです。
こちらは、公費負担が無く、1回1万円くらい費用が掛かりますが、
1回打てば、予防と発病しても軽症で済むという効果があります。
これも、公費補助をして欲しいと思っています。